戦う吟遊詩人
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2011
05,08
20:46
市展
CATEGORY[中の人]
私の住む市で「市展」なるものがあり、それに彫金教室で作った作品を出品しました。
(以下、ほぼ愚痴です)
作品は、とある日本画家が描いた観音図を銅版に写し、彫ったものです。
何ヶ月もかけてコツコツコツコツと彫り、先生が鍍金の専門家に仕上げに出して下さいました。
そして先月末、完成品を取りに行ったら、雲や岩や赤子の周囲は素晴らしく綺麗……でしたが、観音様はアクセサリーと髪と衣服の一部が色分けされているくらいであとは銀一色、しかも右目の黒目部分がはみ出し、左目もはっきりわかるくらい直した跡がありました。
まあ、上のような鍍金ですら結構な料金(この世界ではそれくらい普通なのでしょうが、私にとってはかなり痛い出費です)がかかっているので、原画の通り彩色したら途方もない額になりそうですので、ぱっと見は綺麗にしてもらったのでそれで良いと思いました、その時は。
出品料を振り込み、額装した作品を指定の日に持って行き、私の観音図は無事出品されました。
そして市展は始まりました。
期間中、私は仕事があり、最終日の前日まで行けなかったのですが、親が休みだったので見に行きました。
帰ってきてさり気なく感想を尋ねると
「あんな細かいの、よく作るねぇ」
え、それだけ……?
まあ、親は元々美術に興味があるほうでもないので、そんなものかと思いました。
そして、休みの日、私は内心ちょっぴりドキドキしながら会場に向かいました。
まだ早めの時間だったせいか、人はほとんどいませんでした。まず入ってすぐのロビーのような所にある「彫刻」部門を見ました。なんだかよくわからないもの、よくある頭部の像、面白い「雷発生器」という作品など、色々ありました。
次に展示室に入ると、ををを、私の作品がありました。入り口近くの端っこに。
展示されているのを見た印象は
「これ未完成?」
観音様のぺったりした白さが非常に「色塗ってませーん。手ェ抜いてまーす。時間なかったんでーす」感を醸し出し、岩や雲の綺麗さなんて全く目に入りません。左目の直した跡も目立ちます。
これじゃあ親だって「細かいね」くらいしか言えないだろうよ……。
しかも、酔っ払ったようなおじさんが大声でやたら会場のボランティアにからんでいます。因縁をつけるようなのではなく、陽気に「あんたは説明してくれないの?」「それがあんたの向上につながるんだよ」「絵っていうのは離れて見ると良さが分かるんだよ」等等。他の絵を見ていた私にも「これはあんたが描いたの?」「違います」「上手いからさ、山本○○さん(その絵を描いた人の名)かと思った」ハァ? 静かにしろ百姓。
酔っ払いジジイは他の展示室でも大声で喋りまくり、監視のボランティアの人は笑みを浮かべて頷いていました。酔っ払いジジイへの対処としてはまあ適切なのではないかと思います。
出品されていた作品は、特に印象に残ることもないようなものから、「これどうやって作ったんだ!?」と驚くようなものもありました。市の美術会の会員の作品だからといって特に上手いという感じは受けませんでしたが、見ていて辛くなるような「痛い」レベルのものは無かったです(私のを除いては)。書道の作品など、天井から床まで届くような大きな作品がずらっと展示されていて、ああいうものはプロの書道家か特別に作るものだと思っていたので驚きました(中にはプロもいると思います)。
がっくりしつつ大いに刺激を受けてその日は帰りました。
翌日、作品の搬出日、私は引換券を持ち、箱を縛るためのビニール紐を買って再び会場に向かいました。ビニール紐は家にあるはずですが散らかっていて見つけられなかったので買いました。買った後、ハサミが無いことに気づきましたが、多分会場で借りられるだろうと楽観的に考えていました。
時間より少し前に会場につきましたが、もう搬出は始まっていました。作品を受け取り、「箱はないんですか?」と聞くと、係の人はそのへんを捜してくれましたが見当たりません。私は額縁屋で紐で縛ってもらったものをそのまま会場に持ってきたので、箱も当然あるものと思っていました。
が、捜している途中で思い出しました。
箱は搬入した後自分で持って帰ったんだった……!
「どこそこにあるかも」と言われ、そこに行くふりをして内心汗タラタラで剥き出しの額を抱えて会場を出てバスに乗りました。バスには同じく作品を搬出したと思われる人が大きなキャンパスバッグを持って乗っています。私は剥き出しの額を足の上に乗せています。みっともないこと夥しいです。
そしてバスが降りるべき場所に近づくにつれ、妙なことに気づきました。
そろそろ着いてもいいはずなのになんか行きには通っていない停留所の名前がアナウンスされている……!?
そう、私は違う行き先のバスに乗ってしまったのでした。
気づいてすぐに降り、「まあ聞き覚えのある地名だから何とかなるでしょ」と歩き出したものの、周囲は普通の住宅地で行けども行けども大通りにつきません。ふと家々の隙間から近所を流れる河の側の歩道が見えたのでそちらに行きましたが、やっぱり道がわかりません。が、しばらく歩くと私の住む地区名が表示されていました。そこからさらに少し歩き、ようやく自分のアパートに帰りつくことができました。
あるはずの紐を見つけられず買う・紐があってもハサミを忘れる・箱が会場にあるものと勘違いし剥き出しの額を持ち歩くハメに・バスを乗り間違えると一日に四つも馬鹿な失敗をしてしまいました。他人に被害を及ぼさず、自分が困っただけなのが救いです。
数々の失敗と悔いを残して市展への出品は終わりました。
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