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2022 05,03 19:06 |
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このカテゴリの更新は約二年半ぶりくらいですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、私はアンチ森薫を名乗っているが森薫本人のことは嫌いではないし、絵は(好き嫌いは別として)上手いなと思っている。 なので原画展が開催されると知り、はるばる東所沢まで赴いた。 ※今回の日記はアンチ的な内容ではありません。多分。 公園を抜けると不意に現れる「アートです! 美術館です!」という感じの建物(撮影したのは3月20日)。 平日の午前中だったせいか、特に行列ができているわけでもなくすんなり入場した。 原画と、森薫本人による解説が添えられている。だいたいは真面目な内容だが、いくつかあとがきのようなノリのものもある。 ホワイトでもりっと白く描かれている部分があったりするが、印刷になるときれいに白くなっていてほほーっと思った。そのへんの効果も計算して描いているのだろう。修正はほんの少しで、はじめから線がそこにあるかのような原画だった。 使っている道具とか、絵の勉強に使った本などの紹介もあったので、漫画家や漫画家を志す人には学びがあるのではないだろうか。 会場を出てすぐの廊下のようなエリアに「グルン・バエラ」の複製原画も何枚か展示されていた。 見終わった後はさくらタウンにある本屋「ダ・ヴィンチストア」でポストカードと複製原画とスクリブル2と乙嫁語り特装版8巻を買う。複製原画は全部買えたがポストカードは半分くらい売り切れだった。2冊の本は森薫サイン会に応募するために必要なので割り切って買った。 応募した結果、運よくサイン会に当たった。 なんでサイン会に行きたいのかというと、森薫の顔が見たかったから。まあコロナ対策でマスクをしているだろうから目元しか見られないだろうけど。 サインのほかにリクエストしたキャラを描いてくれるというので、ワイド版を持参しようかと思ったが、大きくて重いので結局手持ちのB6版単行本の中から3巻を選んだ(これが後に後悔を生む)。 再び東所沢に赴き、受付を済ませ、ダ・ヴィンチストアの外で待つこと数十分。当日は天気は良かったものの気温が低くて風も強く、後の方の順番だったのでちょっときつかった。 事前に希望するキャラを聞かれる。表にないキャラもリクエストできるようだ。私はアゼルを希望した。 ようやく順番が来て、サイン会が行われる店内の奥まった場所に案内された。奥にブースがしつらえられ、当選者は縦一列になって椅子に座って待つという形だ。ちらりと森薫の姿が見える。なんとマスク無し! サラサラと絵を描かれて終わりかと思ったが、前の人はけっこう色々喋っていて、森薫もそれに応じているようだ。これは私にも話すチャンスがある……!! 私の前の人はかなりの森薫のファンらしく、自作の漫画(後ろからちょっと見た限りではプロ級)を持参して「この絵は先生の影響を受けて……」等と熱心に語っていた。そんな真面目なファンの後なんて、なんだかろくに勉強していないのにテストを受ける気分だ。 ついに私の番が来た。持参した単行本3巻を差し出し、森薫が開くと髪の毛とゴミが挟まっていてうわあああとなった。これはさすがに申し訳ない。本棚に入っていたのになぜ……。購入したワイド版にしておけばこんなことにならなかったのに……。 「あの、お聞きしたいことがあるのですが~」と、どうしても聞きたかったことを質問し答えてもらった(この内容については後日ブログに書くかもしれないが、書かないかもしれない)。その後は超コミュ障の私だがなんとか話題をひねり出し、イラストも描きあがった。 「ありがとうございました」と礼を述べて「森薫の顔を見る」というミッション無事終了。 ダ・ヴィンチストアで前回買えなかったポストカードを買って帰路についた。待ち時間で体が冷え切っていたのでしばらく寒気が止まらなかった。 実際に会った森薫は、上品な佇まいながら気取ったところがなく、気さくで感じのいい人だった。話せるとわかっていたらもっと色々考えて質問したりできたのにと残念でならない。 今回自分に課していたことは「悪意あることはしない」だった。当たり前だろ、と言われそうだが、さり気ない一言に悪意を込めるとかそういうことは一切すまいと思った。いやほんとに人として当たり前なんだけど、私は自分でもコントロールできない愚かで邪悪な人間で、何度か失敗してきた。今回はそれをやらかさずに済んだ……はず。 アンチを自称する人間が「顔が見たい」という理由でサイン会を訪れること自体が悪意ある行為なのかもしれないが。 PR |
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コメント |
エマから買っていて乙嫁14巻読んでもう飽きたな、と思いました。
絵が上手いといっても上の世代にはもっと伝説的な作家もいるし、今は色んな表現の漫画家さんがいるから、 森さんのめちゃくちゃ描きこむ暑苦しい絵がいいとも思えなくなりました。 あと昔のインタビューにあった「悪人がかけない」というように、キャラや展開がいつもアミルやカルルクに甘くて、話がつまらないですね。 後書きでもう人間やストーリーより西域のマニアックな馬の毛並みが一番今の萌なんだなってわかって、そんなの見たことないからついて行けないし コミックは処分して「今いる漫画家の一人」だと思うようにします。 失礼しました。 |
>ロビタ様
コメントありがとうございます。 森薫の漫画は「エマ」もですが主人公に甘いですね。みんないい人で主人公が大好きで親切にしてくれるという。 それは良く言えば読んでいてストレスが溜まらないのですが……。 森薫はたぶんストーリーや人間にはあまり興味がなくて自分の「萌え」を表現したい人なのでしょう。 それが緻密な描き込みと美しい絵で、なんかすごく素晴らしい物語に見えてしまっているのだと思います(私はかつてそうでした)。 中には「私は森薫の絵を楽しんでいるんだ、話の面白さなど求めていない」というファンの方もいるのかもしれませんが、私は漫画にはストーリーの面白さや登場人物の魅力を求めたいです。 【2022/11/0520:55】||Serrat#6b080b1f6a[ 編集する? ]
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