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2008 08,17 22:25 |
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※原作の「清太が節子に欲情するシーン」について記事追加しました→こちら
終戦の日に合わせて「火垂るの墓」について書こうと思ったが、いざ書き始めてみると上手くまとまらないのと、以前書いたものと内容が被るのとでやめた。 以前書いたものというのは2007/9/21の日記「火垂るの墓」。 「清太 ニート」等のキーワードで検索してくる方が何人かいたのでこう考えたのは私だけでは無かったようだ。 ちなみに関連する検索ワードは 火垂るの墓 おばさん 2 火垂る おばさん 1 西宮のおばさん 1 火垂るの墓 清太 働け 1 火垂るの墓 雑炊 1 ……西宮のおばさん、人気? 今回ボツにしたものは「ヒュム子」と「ミスラ」が対談形式で語るというもので じゃあ、「火垂るの墓」は駄作なんですか? とんでもない。ロリコンニートが幼女を拉致監禁したあげく衰弱死するなんていう救いようのない話をラストまで飽きさせず見せて、しかも「戦争の悲劇」と錯覚させるなんて、大したもんだと思うわよ。 それ、褒めてるように聞こえませんけど……。 こんな感じになる予定だった。我ながら今ひとつだなぁ。 以下、こんなことを書くつもりでした~みたいな。 ・「火垂るの墓」は戦争によって死んだ可哀想な兄妹の話、と思っていたが、実際に見てみたら戦争のせいで死んだのではなかった。 ・アニメ映画が公開された1988年にも多分「ニート」は存在していたと思う(「ニート」という言葉ができたのは1999年)が、ニートが社会問題化した現代において「清太=ニート」という見方が出てきた。 ・清太「働いたら負けかなと思ってる」「俺はまだ本気出してないだけ」 ・裕福な家で育った清太には「おばさんに米や食料を渡したのに、なんで自分が働かなくてはいけないのか」という感覚がある。 ・清太が節子に欲情するシーンは原作にもある。 ・原作ではほんの二行ほど触れられているだけだが、アニメでは節子の描写が非常にねちっこく気持ち悪くなってくる。きっと監督がそういう趣味。 ・野坂昭如も高畑勲も「反戦」をテーマにしていない。 「それって与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』が反戦歌だと思われているようなものですね」 「『エレファントマン』が障害者問題を訴えた映画だと思われた、みたいなね」 ・アニメ映画としては「火垂るの墓」は良作。別に好きじゃないけど。 PR |
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