戦う吟遊詩人
ネットゲームのプレイ日記&中の人の日常
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2014
10,03
09:04
全部ぶち込んだ結果
CATEGORY[アンチ森薫]
皆さん、アミルさんは好きですか?
(この文章は5巻まで読んだ時点のものです)
一応、「乙嫁語り」の主人公、アミル。
野生・弓が上手・天然・お嬢様・乙女・強い・姉さん女房・何でもさばける。
作者曰く「明日死んでもいいように全部ぶち込んでありますね」。
アミルさん好き、な人は多いと思う。
私も最初は魅力を感じた。
しかし二巻を読んでから、だんだんと変化が生じた。
なんだかアミルの内面が感じられない。
萌えポイント盛りだくさんだが、ただそれだけ。美しいだけのお人形。
・天然
12歳の花婿を見て目を丸くするが、すぐ「あら!」と笑顔になる。
「服を仕立てたら」という姑の言葉を「服が汚れている」と勘違いし下着姿のままで飛び出す。
義姉に頼まれて末っ子にこっそり食事を上げるが、次は「ダメです」とさらりと言う。
このへんは天然かなと思うが……。
様子のおかしいタラスを気遣い、離れた所で話を聞く。
スミスに対して「それってフラれたんじゃ」と言いかけたパリヤを軽くたしなめる。
空気読んで気遣いできてるのでは?
天然なら「あっ、タラスさんも、スミスさんが好きなんですね!?」と言ったり、「スミスさん、フラれたんじゃ」と言ってパリヤにたしなめられるとかではないだろうか。
私の「天然」のイメージが大げさすぎるのだろうか。
・「風邪」
カルルクが風邪をひき、アミルは心配して懸命の看病をする。
あまりのうろたえぶりに姑や大姑がアミルのほうを心配するほどだ。
普通なら、カルルクを思うアミルの献身ぶりに読者は胸を打たれるだろう。
「風邪は万病のもと」と言う。現代ならともかく、19世紀なら、風邪がきっかけで重い病気になり死に至ることもあったろう。
しかし、それまでの話で、さんざん元気で明るいところを見せてきたアミルが、いきなり涙目でカルルクを心配しているのだ。
これが「実は弟が風邪をこじらせて亡くなっていて、そのことを思い出して……」というありがちな過去話があればまあ納得できる。
あるいは「嫁心」の後の話なら、カルルクへの思いに変化が生じ、その結果態度も変わっていった、と思えるかもしれない。
アミルのうろたえぶりは唐突すぎてどうも胸に響いてこない。
(ところで「嫁心」って言葉、検索しても1998年のテレビドラマ以外では「乙嫁語り」関連のページしか見つからないのだが、一般的ではないにせよ以前からある言葉なのか? それとも森薫の造語?)
・実家
いつもニコニコ笑顔のアミルだが、アゼルに、嫁に行った妹たちが死んだという話を聞いて愕然とする。
「元気で風邪ひとつ引いたことがなかったアテルイ(この名前については言いたいことがあるが、また別の機会に)が死んだなんて……」と泣くアミル。
「娘が父親に逆らうのか」と言われ動揺するアミル。
刺繍を見て「懐かしいです。祖母のものによく似ています」と言うアミル。
実家がらみの話になると感情が垣間見える。
もしかして、エイホン家では「天真爛漫な嫁」を演じてない?
・お嬢様
離れた土地の人の口から「ハルガル家は……」と名前が出てくるくらいだから、ハルガル家はけっこうな名門で、よってアミルはお嬢様なのだろう。
何でもさばける・野生・強い・弓が上手というのは、一見「お嬢様」のイメージとそぐわないが、日本でも武家の女性は薙刀が嗜みだったし、良家の娘は家事全般を厳しく躾けられたというから、それほど不自然ではない。
問題は、作中に「お嬢様」だと感じられる場面が皆無なことだ。
アミルが下品だというのではない。態度もものの考え方も、エイホン家の女性たちと大差ないように見えるのだ。
「お嬢様が一般家庭に嫁いできた」というギャップなど全く生じていない。
(そもそもなんでお嬢様が一般家庭らしき家に嫁いできたのかという疑問があるのだが)
・パリヤ登場の回
「パンの日」で村の共同の竈にパンを焼きに行ったアミル。
作業しようとしても人がいっぱいでなかなか場所が取れず、笑顔でうろうろするアミル。
パンを目の前にして即興で歌いだすアミル。
「もっと自己主張すべき」と言われても「行きたい所は特にないです」と言うアミル。
(「行きたい所はカルルクさんの側。だから私はいつも行きたい所にいます」とでも言っていれば天然っぷりがアピールできたのでは……)
暑いので腕をまくり上げるアミル(現代日本人から見るとどうということはないが、パリヤの態度から推測するにスカートをまくり上げてパンツが見えそう的な行為ではないかと推測される)。
はっきり言って「足りない人」にしか見えない。
アミルは、作者の萌えポイントを詰め込んだお人形でしかない。
あとがき漫画で、作者がメイドのフィギュアをいろんな方向から眺めてハァハァしている様子が描かれているが、そのメイドフィギュアが主人公になったのがアミルだ。
アミルに悪いところは一つもない。
「アミルが好き」という人に共感はしないが、理解はできる。
けど私のアミルへの感想は
「何を考えているのかさっぱりわからない」「キャラ設定、ブレブレだろ」
である。
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