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2008 09,25 18:15 |
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林葉直子の「殺したい女」を読んだ。説明によると「異色官能ミステリー」だそうだが……。
<あらすじ> 主人公は女子大生の猿戸美紀。山登りの途中二人組の男にレイプされ、その後殺されそうになる。どうも彼らは誰かの指示を受けて美紀を殺そうとしたらしい。がよくわからないうちに助かる。夢の中(?)で謎の老人が現れ、お前には力があるからそれを使えと言われる。 美紀は通りかかった力士たちに助けられ、彼らの相撲部屋に連れて行かれて歓待され、そこのおかみさんや親方、クラブのママや雑誌記者と知り合う。ところが翌日、親方が自殺した。状況からして自殺だということには間違いない。しかし美紀は不審を抱き、刑事に色仕掛けで迫っていろいろ情報を引き出す。調べていくうちに美紀をレイプした男二人とクラブのママにつながりがあるらしいと判明するが彼らは自殺し、さらに刑事も自殺してしまう。 実は犯人は相撲部屋のおかみさんとクラブのママだった。二人はともに超能力者の家系の出で、迫害を避けて生きてきたが、普通の家の出の美紀にもその能力があることを知り、自覚しないままその力を使われると危険なので美紀を殺そうとしたのだった。親方を殺したのは美紀を殺そうとした現場を見られたからである。 催眠術であやつられた力士が美紀を殺そうとしたが美紀は能力に目覚めて危機を脱出(犯人たちをどうしたのかは描かれていない)、能力も失い、普通の女の子に戻ったのだった。めでたしめでたし。 ……なんなんだ、これは。 一番謎なのはこんな本を読もうと思った自分である。 PR |
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