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2008 08,30 11:17 |
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クトゥルー神話だとかニーベルングの指環だとか聞いたので、見に行ってきました「崖の上のポニョ」。 参考……てすかぽりとか『崖の上のポニョ』クトゥルー神話 ……たけくまメモ:パンダとポニョ(3) ……メモリの藻屑、記憶領域のゴミ「崖の上のポニョ (監督:宮崎駿 2008年日本映画」(2009/09/12追加) 以下ネタバレ。 19世紀末、ノーチラス号の船員フジモトは旧支配者の一人「グランマンマーレ」と出会い恋に落ちます。 「オレは人間を辞めるぞネモォォーッ!」 グランマンマーレはフジモトと交配し、ブリュンヒルデをはじめとする娘たちを生み、フジモトは水棲人となって「生命の水」を生成する作業に入るのでした。 時は流れ現代、ブリュンヒルデは地上に行き宗介という男の子に恋し、ポニョという名前を与えられます。すぐに連れ戻されるのですがポニョは嵐を起こし、妹たちの力を借りて宗介に会いに行きます。 フジモトが生成した生命の水は流出し、月はより地球に近くなり、世界に危機が迫っていました。これを回避するにはポニョを人間にするしかありません。 宗介はポニョに永遠の愛を誓い、ポニョは人間になることができ、かくして世界の綻びは修復されたのでした。 フジモトがノーチラス号の船員だったというのはパンフレットに書いてあることで作中には出てきません。 宗介とポニョが通るトンネルはあの世とこの世をつなぐ象徴ですね。なぜ老人ホームのお婆さんたちが立会人になったのかというと、実は彼女らは洪水で死んだのだという解釈ができます。 見る前は「どのへんが指環?」と思っていたのですが、ポニョの本名がブリュンヒルデで、ポニョが宗介に会いに行くシーンの音楽が「ヴァルキューレの騎行」そっくりです。あとラストの音楽もワーグナーっぽいです。してみるとフジモトはヴォーダンなのでしょうか。 声優は、思っていたほど悪くなかったです。出番が多い宗介のお母さんは、キャラの行動がデタラメなのと言葉遣いが汚いのとで下手さが目立ってしまいましたが、グランマンマーレ役の天海祐希は宝塚出身の演技力を聞かせてくれます。顔も似てるし。 なんでポニョが人間になることで世界の綻びは綴じられるのか?等、色々疑問もあるし、「あのシーンにはこういう意味があるのでは」等色々解釈ができるのですが、そんなことに関係なく宮崎監督はアフレコ現場で少女に囲まれてご満悦だったんではないかと思いました。 さて、宗介とポニョのその後ですが、 ・ポニョの生んだ子供たちにだんだん半魚人の特徴が出てきて宗介は狂気に取りつかれる。 ・宗介は、ハムを好み水に執着するポニョがだんだん疎ましくなり、人間の娘に心を移す。それを知ったポニョは宗介を呪い海の泡となり、宗介はかつてポニョに治してもらった指の傷から出血が止まらなくなり死亡 なんか悲劇的な未来しか想像できませんでした。 PR |
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