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2007 09,21 23:59 |
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TVで「火垂るの墓」を見た。
これまでも何度か放送されているが、途中の何十分かを見たことがあるだけで、通して見たのは初めてだ。 <ストーリー> 親を亡くし、おばの家に預けられることになった主人公。働きもせず学校にも行かず、幼女と遊んでばかりいるくせに遠慮なくおかわりをし、雑炊に文句をつける主人公におばは「働け」と再三言い聞かせる。 働くのが嫌な主人公は幼女を拉致しておばの家を出、山の中で二人で生活を始める。初めは楽しく遊び暮らしていたが、やがて親の残してくれた蓄えは底をつき、幼女は餓死、主人公は幼女の思い出を胸に山を下り、同じく餓死した。 <--!ストーリーここまで> 公開されたのは1988年と、20年近く前だが、ニート、小児性愛、拉致監禁、貧困層など、現代の諸問題を先取りしている。妹萌えのロリコンニートの行く末は悲惨だと、震え上がる向きもあろう。 ……っていう話ですよね? したり顔で「この登場人物はバカだなあ。私ならこうするね」というのは誰でも出来るのだが。
西宮のおばさんが清太たちに冷たく当たるようになったのには清太にも原因があり、働くなり、「ご飯は別にしましょう」と言われた後も謝るなりすれば良かったことだ。なのに食べた後の皿は洗わないわ、相変わらず遊び呆けているわで救いようがない。当時のエリート軍国少年は家事など躾けられていないのだろうか。どう考えても二人が死んだのは戦争のせいではなく、清太の行動が原因である。 節子の声を演じたのは当時6歳の子供だそうで、はしゃぐ声などかなりリアルで癇に障る。夜中にむずかって泣き喚くシーンなど、子供嫌いのツボを突きまくりで、私が西宮のおばさんだったら往復ビンタしてしまいそうだ。動きが実に子供らしく、モンペを脱ぐシーンが妙に丁寧に描写されていて気持ち悪い。幼女萌え〜、な人の意見を聞いてみたい。 あー、コホン。 幼い兄妹の悲惨な運命に涙が止まりません。戦争は良くないと思います。(棒読み) PR |
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