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2010 03,21 23:59 |
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日本人がマリー・アントワネットの料理人として腕をふるう漫画があると知り、読んでみた。
面白そうな設定を生かしきれない残念な代物か、突き抜けちゃった珍作のどちらかではないかと心配したが、結論から言うとまあまあ面白かった。 「民衆を気にかける心優しい姫」という新しいマリー・アントワネット像、有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない(※)」という言葉の新しい解釈、当時の料理や食材に関する薀蓄がストーリーとかみあって面白い。 ただ、一国の王太子妃が料理人と二人だけで、馬車ではなく馬に乗って泊りがけの旅行に行くのはアリなのかとか、アントワネットの髪型が当時のものらしくないとか、「知識人にアンケート」という現代的な台詞が出てくるとか、超絶技術で作った○○○○○○をどうやって大量生産するのかとか、その他もろもろの気になる点も多い。よって星三つ。 あ、鎖国真っ最中の日本から主人公の小次郎がどうやって外国に渡り、ハプスブルク家の料理人になったのかという経緯は一巻の時点では全く語られていない。非常に気になるので今後描いて欲しいところである。 ※……これは実際にはマリー・アントワネットの言葉ではない。アントワネットを享楽的な浪費家に描いている「ベルサイユのばら」にもこの台詞は出てこない。 PR |
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