今までは

検索などでうっかり来てしまった森薫ファンの方々が読んで不快にならないように冒頭に注意書きを入れていたのだが、いらっしゃるのはなぜか「乙嫁語り　アンチ」「森薫　アンチ」等で検索してくる方々ばかりである。
　「私は森薫のアンチなので、同じ人の意見を読みたい」のか、「あの素晴らしい森薫先生のアンチなんて頭のおかしい奴がいるのか。どんな寝言を抜かしているのか見てやろう」なのか(良かったらコメントで教えて頂きたい)。

　さて、私は一応「アンチ」とか名乗っているわけであるが、実を言うと森薫のことは嫌いではなかったりする。
　ただ、作品と、それに対する評価が理解できない。

　「森薫の漫画って、絵はすごいけど内容なーんもないよね」
　「今時のオタク的解釈のメイドじゃなく、本物のメイドを描いた歴史ラブロマンスかと思ったら、結局ただのメイド萌え漫画じゃん。確かにメイドの描写は本格的だったけど」

　こんな風に言われていたら納得するのだが、なぜか世間の評価は上々のようで、何かの漫画の賞の候補になったり、上位に入賞したりしている。
　森薫の漫画が好きだという方々を否定するつもりは全くないが、あれが評価されるのはおかしいと思う。